ハム今季12度目完封負け&地方球場8戦全敗 栗山監督「本当に申し訳ない」
久々先発の大田が2安打と明るい材料も「姿がいいよね。すごく姿が」
日本ハムは25日、釧路開催でのロッテ戦に0-4で敗れた。先発の有原が6回11安打4失点で8敗目(5勝)。打線はロッテ先発スタンリッジに7回5安打無失点に抑え込まれると、救援陣からも得点を奪えなかった。
完封負けは今季12度目。地方球場では今季8戦8敗となった。栗山英樹監督は試合後、釧路のファンに「本当に申し訳ない」と“謝罪”。ただ、7月6日の西武戦以来の先発出場となった大田が2安打を放つなど明るい材料もあり、「姿がいいよね」と称えた。
――有原投手の出来について。
「横から見ていたのでどういう感じがわからないけれど、球がそれほど悪いとは思わなかった」
――大田選手が先発出場して2安打。
「姿がいいよね。すごく姿が。“何とかしたいんだ”という思いがすごく伝わってくる。今、こういう状況で本当に申し訳ないけれど、選手たちも嫌な思いしているし、責任はこっちなんだけど、今、ああいう姿でやるしかない」
――大谷選手が一塁線を抜くヒットがあったが、状態について。
「それは普通だけど、状態自体が上がってきていないので、早く上がってきてほしい。体のことも含めてこれから。順調には来ていると思う。あとは結果を残すこと」
――明日の先発、上沢投手に期待することは。
「チームがピシッと切り替わるような快刀乱麻的なピッチングに期待しています」
――8年ぶりで開催となった釧路のファンに一言。
「こうやって素晴らしい人工芝を敷いてもらって“いい野球を見せてください”という環境を整えてもらいましたけど、本当に申し訳ないです。なかなかいい面を出すことが出来なかったので。ただ、こういう時もあるので、必ず釧路の皆さんに喜んでもらえるようなチームになっていきます。引き続き、強く応援よろしくお願いします」
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)