楽天で輝き始めた久保裕也、今も奮闘する「松坂世代」の選手たち

阪神・藤川は好投見せるも7月に入り5登板で7失点

 セ・リーグは12人。

〇広島
エルドレッド 外野手 83試合265打数75安打23本65点、打率.283
江草仁貴 投手 1軍出場なし
梵英心 内野手 1軍出場なし
永川勝浩 投手 1軍出場なし

〇巨人
杉内俊哉 投手 1軍出場なし
村田修一 内野手 68試合193打数48安打6本塁打33打点、打率.249
實松一成 捕手 14試合8打数0安打0本0点、打率.000

〇DeNA
G.後藤武敏 内野手 4試合6打数0安打0本0点、打率.000
久保康友 投手 6試合4勝1敗0S0H、32回、防御率5.63

〇阪神
藤川球児 投手 29試合1勝0敗0S0H、29回2/3、防御率3.94

〇ヤクルト
館山昌平 投手 2試合0勝1敗0敗0S0H、6回、防御率12.00

〇中日
工藤隆人 外野手 53試合37打数10安打0本0点、打率.270

 広島には4人の松坂世代がいるが、外国人の中軸打者、エルドレッド以外は1軍出場なし。梵はあと10本で1000本安打だが、出場していない。

 巨人・杉内も1軍出場なし。村田修一は新外国人マギーと併用されていたが、最近は三塁の定位置を取り戻している。實松は控え捕手となっている。

 DeNAの後藤は7月23日に1軍昇格。まだ安打は打っていない。久保康友は、先発で起用され、防御率は悪いが4勝している。阪神・藤川球児は中継ぎ投手として好投していたが、7月は5試合で7失点。苦しくなっている。

 ヤクルト・館山は4月、6月に2度先発するもいずれも3回で降板している。また、中日の工藤は左の代打、守備固めで起用されている。

 松坂世代も37歳の年を迎えている。選手数が少なくなり、成績も今一つだ。期待された世代だが、200勝、2000本安打、250セーブの名球会入り選手はまだ出ていない。現役生活の最終コーナーを回って、どれだけ頑張ることができるだろうか。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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