有望株キューバ人内野手の驚愕2連続美技に実況大興奮「あり得ない!」
意表突かれたバントを逆シングル捕球でグラブトス→技ありスクープでアウト
だが、モンカダの美技ショーは終わらなかった。次打者ジマーは一塁線が空いているのを見ると、初球を絶妙なバントで一塁方向へ転がした。マウンド上のゴンザレスが即座に反応。倒れ込みながら捕球を試みたが、打球はグラブの下をすり抜けた。すると、ここでもスーパースターのようにどこからともなく颯爽と駆け寄ったのがモンカダ。グラブで捕球すると、そのまま一塁へバックトス。低い弾道の送球をアブレイユがすくい上げ、見事な連係プレーで間一髪でアウトに仕留めた。実況は「あり得ない! 一体どういうことだ。2連続好プレー!」と大興奮。地元シカゴのファンもスタンディングオベーションで最大の敬意を表した。
MLB公式ツイッターでは、最初の美技の動画を「おぉ、なめらか」という言葉とともに紹介。モンカダが見せたスムースな動きを称賛すると、ファンからも「ファンタスティックプレー」「なんて肩なんだ…」「パーフェクト」など感嘆の声が寄せられた。
昨オフに左腕セールとのトレードでホワイトソックスへ移籍してきた22歳内野手。“第2のロビンソン・カノ”とも呼ばれたモンカダは今季は傘下3Aで開幕を迎えたが、7月19日にメジャー昇格を果たした。ここまで評価の高い打撃は本領発揮とならない日が続いているが、守備では存在感を光らせている。