打者呆然、敵地ファン騒然…メジャーで本塁打阻止の驚愕キャッチ
インディアンス中堅ジャクソンが大飛球に超美技
1日(日本時間2日)のレッドソックス-インディアンス戦(フェンウェイ・パーク)で超ファインプレーが飛び出した。インディアンスの2点リードの場面でレッドソックスのH・ラミレスがセンターへ大飛球を放ったが、中堅のジャクソンがスーパーキャッチ。最後は体ごと“柵越え”したが、ボールをグラブからこぼさず、本塁打を防ぎ切った。この圧巻の守備に敵地も騒然となった。
インディアンスが7-5でリードした5回だった。先頭で打席に立ったレッドソックスのH・ラミレスがセンター右にボールをはじき返した。スタンドインするかという大飛球にレッドソックスファンも大歓声。しかし、これに立ちはだかったのがジャクソンだった。
打球を果敢に追うとフェンス際で大ジャンプ。スタンドインする寸前にボールをグラブに収めた。直後、勢いあまって体ごと“柵越え”。反射的に右手でフェンスにつかまり、地面に叩きつけられる事態は免れたが、完全にフェンスを飛び越える形となった。
それでもすかさず左手のグラブを高々とかざしてボールをキャッチしたことをアピール。本塁打を確信していたのか、H・ラミレスは驚きの表情で呆然と立ち尽くした。レッドソックスのファレル監督はその後、チャレンジを試みたが、判定は覆らず、ジャクソンの“本塁打強奪キャッチ”が成立した。