前田健太、10勝目で猛アピール ファン絶賛「衝撃を受けた!」「極上の投球」
ダルビッシュ加入で先発ローテ争い激化
1日(日本時間2日)の敵地ブレーブス戦で今季10勝目を挙げたドジャースの前田健太投手。7回94球で2安打1四球6奪三振無失点の快投を見せ、メジャーデビューから2年連続の2桁勝利に到達した。その好投にはファンからも称賛の声が寄せられた。
ダルビッシュ有投手がレンジャーズからトレードで加入し、先発ローテ争いが激化する中、快刀乱麻のピッチングを見せた前田。チームを9連勝に導いた投球にドジャースファンからも称賛の声が上がった。
前田はこの日、5回先頭フラワーズに初安打を浴びるまでノーヒットピッチング。7回まで無失点に抑え、3点のリードを守ってマウンドを降りた。ドジャースは救援陣が2点を失ったものの、3-2で勝利。前田にとっては先発ローテの生き残りが激化する中で猛アピールのマウンドとなった。
球団公式ツイッターでは前田が奪った6三振の動画を紹介するとともに、「ケンタ・マエダは今夜圧巻だった」と絶賛。すると、ツイッター上では称賛の声が相次ぎ、「今夜のケンタのパフォーマンスに衝撃を受けた! あまりにも堅実だった」、「彼のこんな力強い投球は見たことがなかった」、「これを待っていたんだ」、「8回も見たかったよ」などのコメントが寄せられ、「同感だ。ケンタ・マエダの極上の投球だった。誰が先発ローテーションで生き残るのか、健全な競争だ。なんて素晴らしい頭痛のタネなんだ」、「みんな健康なら誰がブルペンに回るのか興味深いよ」、「このチームは凄まじい選手層だ」など先発ローテ争いに注目する声も上がった。
前田が7回以上を投げたのは6月27日のエンゼルス戦以来、今季4度目。また先発試合で無失点でマウンドを降りたのは今季2度目だった。ダルビッシュの加入で発奮した格好の前田は今季19登板(17先発)で10勝4敗、1セーブ、防御率3.79に。今後も好投を続け、ローテ生き残りをアピールしたいところだ。