ロッテ・ペーニャが感じた2年前との違い 待望の本塁打の裏に意識の変化

移籍後初本塁打を放ったペーニャ【写真:(C)PLM】
移籍後初本塁打を放ったペーニャ【写真:(C)PLM】

助っ人の本塁打導いた意識の変化、「映像を見て再確認した」

 来日以来23試合、76打席本塁打がなかったロッテのペーニャに待望のアーチ。それも1試合2本でスタンリッジの今季3勝目を強烈アシストした。

 2日の日本ハム戦の2回に有原の148キロ速球を右翼へ流し打つ先制ソロ。「ストレートをしっかりアジャストできた」と話す助っ人は6回にもフォークを左中間へ2号ソロをマーク。「打った瞬間、詰まってフライアウトかと思って」とバットを叩きつけようとしたが、パワーでスタンドまで運んだ。

 試合前、伊東監督は「少し速いボールを苦手としている。左(投手)とか球威の落ちるピッチャーならタイミングが合うかと、その辺も配慮しながら使っている」と語っていたが、再来日1号はストレートだった。

 楽天に在籍していた2015年9月18日のオリックス戦以来、684日ぶりのホームランに、指揮官も「今日来た新外人が打ちました」と開口一番、ジョークだったが、「ホームランは効果的。いいところで打ってくれた。2本出て少しは気が楽になって、明日から乗っていけると思う」と胸をなでおろした様子だ。

福浦の言葉もきっかけに

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