日ハム逆転負け、再び借金「28」に 栗山監督「謝って済むことではないし…」
大谷は「状態上がってきた」も、4番を外れる理由は「いつでもありますけど」
日本ハムは5日、本拠地でのオリックス戦に4-6で敗れた。1点のリードの7回に2番手・宮西がマレーロに同点打を浴びると、3番手・田中豊がロメロに勝ち越し2ランを被弾。そのまま敗れた。
連勝はならず、借金は再び「28」に。栗山監督はスタンドを満員で埋めたファンに「本当に申し訳ない」と謝罪。勝利投手にはなれなかったものの、6回4安打3失点と粘りの投球で試合を作った先発・上沢については「すごく評価できる」と称えた。
――満員のスタンドだった。
「本当に申し訳ないです。それは重々わかっていたし、みんなもああいう形で1回逆転してというところは良かったんですけど。謝って済むことではないし、ファンの皆さんが喜んでくれるチームに持っていくしかない。結果がすべてなので、しっかりやっていきます」
――先発の上沢投手の出来について。
「ああいう中でよく粘ったし、すごく評価できる。内容は良かったと思います」
――2番の松本選手が得点に絡んだ。
「本当によく頑張りましたね」
――1点差に詰め寄ってレアード選手の打席、あそこはどう見ていたか。
「あれがレアードの真骨頂。集中力がありましたね、読みも含めて」
――大谷選手が5打席立ったが、状態について。
「いろいろ確認したいことがずっと長い間あって、何度も言っていますけど、やっと状態が上がってきているのでね。技術的なものとか結果を出すのはこれから」
――今のところ4番を外れる理由はないというところか。
「いや、いつでもありますけど」
――明日、上原投手が初勝利を目指す。
「勝つためにやっているので、勝ちいってほしいし、期待している」
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)