強力ローテ+圧巻発進のダルビッシュ…メッツ主砲脱帽「もう一人のエース」
デビュー戦で圧巻の7回10K無失点、ブルース称賛「メジャー最高の投手の一人」
レンジャーズからドジャースに移籍したダルビッシュ有投手は4日(日本時間5日)の敵地メッツ戦で新天地デビューを果たし、7回3安打10奪三振1四球で無失点と圧巻の投球を披露。6-0の勝利に導き、7勝目(9敗)を挙げた。ドジャースの投手のデビュー戦で10奪三振以上、1四球以下は1900年以降で初という“偉業“を達成した日本人右腕に対して、相手の主砲は「もう一人のエース」「メジャー最高の投手の一人」と脱帽している。MLB公式サイトが報じている。
初回、2死一、三塁のピンチを迎えたダルビッシュは、グランダーソンの強烈なピッチャー返しを華麗にキャッチ。ここから勢いに乗った。7回99球を投げて、3安打10奪三振1四球。メッツ打線を無失点に封じ込めた。
米データ会社「エリアス・スポーツ・ビュロー」によるデータとして、ドジャース投手の初登板で10奪三振以上、1四球以下は1900年以降初という“偉業”もアメリカで紹介されるなど、まさに歴史的な新天地デビューを飾ったダルビッシュ。その実力に、メッツの主砲が完全に脱帽した。MLB公式サイトの記事によると、初回に四球で出塁したものの、その後は遊直、左飛とダルビッシュに2打席凡退に抑えられた3番打者のジェイ・ブルースは賛辞を惜しまなかったという。