ミスターも3度経験 G重信が犯した走塁ミス、「三角ベース」の珍事
最近ではG阿部、イチローらも経験
年に1度も見られない、極めて珍しいプレーだが、なぜか巨人選手に多い。長嶋茂雄は、なんと3回も「三角ベース」があった。
・1960年6月25日の広島戦、国松彰の左飛
・1964年5月21日の中日戦、王貞治の左飛
・1968年5月16日の大洋戦、森昌彦の中飛
レコードブックにはないが、これはNPB記録ではないかと思われる。
最近では2例ある。
オリックス・安達了一
・2012年9月11日の西武戦、川端崇義の左飛
巨人・阿部慎之助
・2013年8月29日の阪神戦、村田修一の左飛
ちなみに、MLBではマーリンズのイチローもあった。
・2015年5月3日のフィリーズ戦、エチェバリアの右飛
重信は中前打したマギーの代走で9回に出場した。走塁のスペシャリストとしては痛恨のミスだ。首脳陣からもお目玉を食らうだろうが、過去には大選手もやらかしているミスだ。
岩瀬の大記録も絡んで、球史に残る大チョンボとなったが、これにめげず頑張ってほしいものだ。
(広尾晃 / Koh Hiroo)