姜正浩が来季もパイレーツに復帰できない可能性 GM言及「悲しい現実がある」

パイレーツ・姜正浩【写真:Getty Images】
パイレーツ・姜正浩【写真:Getty Images】

飲酒運転&交通事故、就労ビザおりず

 昨年12月に韓国で飲酒運転で交通事故を起こし、現場から一時“逃走”して逮捕された姜正浩(カン・ジョンホ)内野手が来季もパイレーツでプレーできない可能性をパイレーツの球団公式サイトが伝えている。

 姜は飲酒運転による事故とその後の対応によって韓国国内でも批判を浴び、韓国代表として出場予定だった今年3月のWBCを欠場。さらに自身3度目の飲酒運転で逮捕された影響で米国での就労ビザがおりていない。

 2015年から2シーズンパイレーツでプレーしてきた同選手について球団公式サイトは「ハンティントン(GM):カンが戻ってこないかもしれない」との見出しで伝え、「チームは来年も彼が復帰しない可能性に備えている」とレポートした。

 ニール・ハンティントンGMは記事の中で「彼が2度とビザを取得できなであろうという悲しい現実がある」と話し、今後もビザ取得に尽力するとしつつ、「彼が復帰しない場合を想定して準備を始める必要がある」と言及している。

 30歳の韓国人内野手はメジャー移籍以降2シーズンで通算229試合に出場。打率.273、36本塁打、120打点の成績を収めていた。同選手が戻らないことを想定して新たな補強に着手しているという同GMは「もしカンが戻って来られるなら、我々の層は増す思う。控えは強力になり、打線が強力になる」と語っているが、今後の状況は不透明のままだ。

(Full-Count編集部)

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