MLB中堅手が大飛球にフェンス激突の背走美技 「家ではマネしないで」
レッズ・ハミルトンが守備で魅せる
8日(日本時間9日)に行われたレッズ-パドレス戦でフェンスギリギリの大飛球を背走しながらキャッチするスーパープレーが飛び出した。
本拠地グレートアメリカン・ボールパークの大歓声を誘う美技を見せたのは中堅のビリー・ハミルトンだ。0-3と3点を追う3回無死走者なしの場面。パドレスの2番アスアヘはセンター方向へ大飛球を放った。快足を誇るハミルトンはこのボールを背走しながら追うと、ボールが落ちてくる瞬間にジャンプ。フェンスに体をぶつけながら、見事に打球をつかみ取った。
ハミルトンは勢いあまって地面に転がり込んだが、それでもボールを離さず、ファインプレーが完成。この瞬間、会場からは大歓声が沸き起こった。この試合を中継した米メディアの実況も「嘘だろ!?」と絶叫した。
この美技は米国内でも話題となり、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」もツイッターで速報。「このキャッチは熟練したプロによるもの。家ではマネしないでください」のユーモアを交えてレポートした。