緊急降板の上原浩治、苦しい胸中吐露「迷惑ばかりかけてる」
わずか6球で降板、「ちょっとは、チームに貢献したい…」
8日(日本時間9日)の敵地ジャイアンツ戦でわずか6球で緊急降板したカブスの上原浩治投手が苦しい胸中を吐露している。
この日、2点ビハインドの7回にチーム2番手として登板した42歳右腕は先頭のトムリンソンに対して四球を与え、続くサンドバルには中前安打を浴びた。直後に異変が生じ、トレーナーに付き添われながら降板。投じたボールはわずか6球だった。
米複数メディアは右腕が首の張りを発症したとレポート。一方、地元紙「シカゴ・トリビューン」電子版は上原自身が早期に復帰できると感じている様子をレポートし、ダイヤモンドバックスとの3連戦がスタートする11日(同12日)に復帰できる可能性を伝えている。
そんな中、上原は自身のツイッターで「迷惑ばかりかけてるなぁ」と綴り、「ちょっとは、チームに貢献したい…」と苦しい胸の内を吐露した。
上原は球宴前までの33登板で2勝4敗、防御率は2.73と2点台を維持していたが、球宴後は10試合で4被弾し、1勝0敗、防御率6.48と安定感を欠いている。チームはナ・リーグ中地区で首位に立っているが、2位ブルワーズとは1.5ゲーム差。これまでメジャーで輝きを放ってきた上原の新天地での奮起に期待したいところだ。
(Full-Count編集部)