ド軍レジェンドが新加入ダルビッシュを歓迎「勝利を重ね続けてくれよ!」
1988年優勝監督ラソーダ氏と殿堂投手ニューカム氏がそれぞれ記念撮影
7月31日(日本時間8月1日)のトレード期限締め切り間際にレンジャーズからドジャースへ電撃トレードされたダルビッシュ有投手。トレード移籍時はチームが遠征中だったため、11日(同12日)パドレス戦で新たな本拠球場にドジャースの一員として初めて足を踏み入れた。
ロサンゼルスの地元ファンが、新加入したダルビッシュの本拠球場登場を待ちわびていたことは想像に難くないが、伝統球団ドジャースが誇る2人の“レジェンド”も日本人右腕の到来を待ちわびていたようだ。
その1人が、1976年から96年までドジャース監督として長期政権を築いたトミー・ラソーダ氏。野茂英雄氏の恩師として知られるラソーダ氏は、ドジャースが1988年にワールドシリーズ制覇を果たした時の監督だ。親日家としても知られ、現在は球団の特別アドバイザーを務める同氏は、11日に早速クラブハウスでダルビッシュを歓迎。自らのツイッターで2ショット写真を公開し、「ダルビッシュ、勝利を重ね続けてくれよ!」とメッセージを添えた。
もう1人のレジェンドは、ブルックリン・ドジャース時代の1955年に27勝を挙げ、ワールドシリーズ制覇に大貢献した殿堂入り右腕ドン・ニューカム氏。新人王、MVP、サイ・ヤング賞と主要なタイトルを手にした通算149勝投手は、ドジャースタジアムの三塁ダグアウト近くのスタンド内で日本人右腕を歓迎。球団公式ツイッターで「ユウ&ニューク」と2人が握手する写真などが公開された。
ダルビッシュを歓待するレジェンドの姿を伝えるツイートのコメント欄は、地元ファンからの歓迎の声が溢れた。
「チャンピオンと未来のチャンピオン」
「ダルビッシュと長期契約して」
「楽しんでね」
「クールな写真」
「今年こそ優勝リングを手に入れるぞ」
「ドジャー・ファミリーへようこそ!」
移籍後は2戦連続2桁奪三振で2連勝を飾ったダルビッシュ。本拠地での初先発となる16日(同17日)ホワイトソックス戦では、レジェンドとファンの歓迎の声に応えたい。