ロッテ伊東監督、今季限りで辞任 すでに了承「歴史的な負けが1番の理由」
極度の成績不振で球団幹部に辞任申し入れ「シーズン最後まで指揮は執ります」
ロッテの伊東勤監督が13日、今季限りで辞任する意向を示した。すでに球団側も了承しているという。
伊東監督は2013年からロッテを指揮。同年は3位でクライマックスシリーズ(CS)に進出した。14年は4位に終わるも、15、16年は2年連続3位でCS進出を果たした。
しかし、今季は開幕から低迷。主力や新助っ人の不振で思うような成績を残せず、12日現在、101試合で33勝67敗1分けの借金34で最下位に沈んでいる。
この日、指揮官は「最近の報道で間違った方向にきていて、本当はシーズン終了まで黙っていようと思っていた。仙台の楽天第2戦(5日)の後、球団の上の人と食事した際、辞任を申し入れ、了承された。歴史的な負けが1番の理由」と話した。
また、「責任という言葉を何度か使ったが、そういう気持ちがあってのこと。休養しても代行の人に迷惑かけるので、シーズン最後まで指揮は執ります。コーチには先ほど話したが、動揺もあるだろうし、選手には話していない。勝負の世界は一年一年が勝負。今の戦力を含めて、監督を引き受けた訳だし、言い訳もしたくない」と胸中を吐露している。
(Full-Count編集部)