日ハム借金33 13安打で2得点、4戦連続1点差負けに栗山監督「監督が能無し」
借金33は今季ワースト、8月は1勝のまま「それはごめんなさい」
日本ハムは今季4度目の6連敗を喫し、借金が今季ワーストの借金33まで膨れ上がった。先発の上原が初回に3点を奪われると、そのビハインドを跳ね返すことが出来ずに敗れ去った。
初回。2年目の上原が立ち上がりにつかまった。先頭の川島を遊撃への内野安打で出塁させると、犠打で1死二塁となり、松田に先制の2ランを被弾。2死からはデスパイネにもソロを浴びた。
いきなり2本の本塁打を浴びて3点を失ったが、2回以降は立ち直って無失点ピッチング。6回5安打3失点の内容に、栗山英樹監督は「入り方は難しいんだけど、これからうまくいくようになってくれることを信じている。あのあとをしっかり抑えたというのは意味があると思う」と評価した。
だが、打線は元気なし。ソフトバンクの倍以上となる13安打を放ちながらも、得点は6回無死一塁で、4試合ぶりに先発に復帰した中田が放った13号2ランの2点のみ。8回1死二塁から大谷、岡の代打攻勢に出たが、2者連続三振。9回もソフトバンクの守護神サファテから1死二、三塁と一打逆転のチャンスを作ったが、3番大田、4番中田が連続三振に倒れた。
8月は1勝のままで、これで4試合連続で1点差負け。接戦に持ち込みながらも勝ちきれない試合が続く状況に、栗山監督は「それはごめんなさい。監督が能無しだから、そうなってしまっている」と険しい表情だった。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)