前田健太6回途中2被弾4失点も11勝目、投打の援護受けて自身5連勝飾る
2点ビハインドから5点の援護、同点走者置いて降板も2番手好救援
ドジャース前田健太投手は13日(日本時間14日)、本拠地でのパドレス戦に先発し、今季11勝目(4敗)を飾った。初回に2点先制を許すも、打線が5点を援護。6回に1点差まで追い上げられて途中降板したが、2番手が好救援でリード死守。5回1/3を投げて2被弾含む4安打1四球8奪三振4失点(自責3)ながら、メジャー50試合目の先発マウンドを白星で飾り、チームは2連勝とした。防御率は3.76。
前田は初回1死からスパンジェンバーグの右中間ソロ、マイヤーズの中犠飛で2点の先制を許す。だが、1回3アウト目からは5回3アウト目まで打者13人を連続凡退とする快投披露。このピッチングに応えるかのように、打線が4回に奮起。無死一、二塁からターナーが逆転3ランを放つと、グランダルもセンターへ2点弾を運び、5-2と一気に逆転に成功した。
だが、6回に落とし穴が待っていた。先頭マーゴットに右前打を許すと、スパンジェンバーグにこの日2本目となる2ランを左翼へ運ばれ、1点差に詰め寄られる。1死からソラルテを四球で歩かせたところで、85球(55ストライク)を投げて降板。同点の走者を残したが、マウンドを継いだ2番手フィールズが好救援し、1点リードを守り抜いた。
リリーフ陣が無失点リレーを続けると、8回にはターナーがこの日2本目となるソロ弾を左翼へ運び、2点リードの6-4とし、勝利を確かなものとした。
後半戦は安定感のある投球を続けている前田は、これで7月7日ロイヤルズ戦から続く自身の連勝を「5」に伸ばした。
(Full-Count編集部)