3年連続出場の花咲徳栄、初回5得点で3回戦へ 2年生4番の野村も貴重な一発
日本航空石川のエース佐渡は2回以降は好投も…
第99回全国高等学校野球選手権大会は14日、大会第8日が行われ、第3試合は花咲徳栄(埼玉)が日本航空石川(石川)を9-3で破り、3回戦進出を決めた。初回に一挙5得点。終盤7回には2年生4番の野村の一発などで追加点をもぎ取り、逃げ切った。
花咲徳栄は初回、日本航空石川の先発・佐渡から先頭・太刀岡が四球を選ぶと、暴投で二塁に進んだ後、千丸のタイムリーで先制のホームを踏んだ。その後、1死二、三塁と好機を作り、相手の失策で追加点。高井のタイムリーツーベースの後、綱脇の押し出し四球などでさらに得点を重ね、一挙5点を奪った。
一方、先発の綱脇は2回に2本のヒットを許すも無失点。6回まで4安打無失点と好投を続ける。佐渡も2回以降は2安打に抑える好投を続けていたが、7回に花咲徳栄の野村がソロ本塁打。貴重な追加点を奪った。
しかし、その裏に日本航空石川が反撃。2本のヒットと四球で満塁のチャンスを作ると、花咲徳栄は清水に継投するも、押し出し四球で1点を返す。さらに。2死満塁から安保がレフトへ技ありのタイムリー。3点差に迫った。
それでも、花咲徳栄は9回に3点を追加。6点差に突き放して、逃げ切った。
(Full-Count編集部)