「ビンテージ・イチロー」の内野安打 専門家も唸る「未だに優秀な走力」

二塁手が打球をこぼさなくてもヒット? 「二歩差でセーフでしたね」

「トムリンソンの絶望的なリアクションを見てください。彼は誰もいない所に打球が飛んだことをわかっていました。間に合ったとしても、イチローは未だに優秀な走力があります。二歩差でセーフでしたね」

 二塁のトムリンソンは、ワンバウンドして大きく弾んだイチローの打球に慌てて前進した。しかし、イチローはあまりに速かった。ボールをグラブから右手に持ち替えることができず、内野安打で4試合ぶりのヒットに。ただ、スムーズに送球したとしても悠々セーフだったとホランズワース氏は指摘している。

 これで打率は.241に。メジャー通算3065安打で、歴代21位のキャップ・アンソン(3081本)まで残り16本とした。チームは終盤に救援陣が6失点を喫して逆転負けとなったが、イチローは衰え知らずの韋駄天ぶりでマーリンズ・パークを大いに沸かせていた。

(Full-Count編集部)

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