ホークス絶対的守護神サファテは50S達成なるか、NPB記録更新はほぼ確実
順調ならばNPB記録の46セーブは更新確実
まだシーズンは1か月半近くあり、ソフトバンクは35試合を残している。このペースでセーブを重ねれば、サファテには驚異的なセーブ数達成が見えてくる。アクシデントさえなければ、岩瀬、藤川の46セーブは、ほぼ間違いなく更新するだろう。それよりも遥か先、前人未到の領域となる50セーブ到達の可能性も十分にある。
今季のサファテは108試合中51試合に登板。およそ2試合に1度の割合で登板し、登板した試合の約8割でセーブを挙げている。若干、登板ペースが落ちたとしても、登板試合数に対するセーブ達成率が変わらなければ、残り35試合のうち15試合前後の登板で50セーブに到達するだろう。
「今年の目標は個人の記録よりも、優勝することだ」と言い切るサファテ。今後の戦いでは、大勝、大敗といったセーブシチュエーションにならないことも起こり得るだろう。だが、ソフトバンクが2年ぶりに頂点に輝くためには、サファテの存在は不可欠。その過程で、歴史的な50セーブ達成の可能性はぐっと高まるに違いない。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)