24年ぶり出場の三本松が初の8強進出、佐藤が9回2失点87球完投&1打点
強打を誇る二松学舎大付は持ち味発揮できずに敗退
第99回全国高等学校野球選手権大会は18日、大会第10日が行われ、第2試合は三本松(香川)が二松学舎大付(東東京)を5-2で破り、初の準々決勝進出を決めた。エース佐藤が9回を87球で2失点完投と力投すると、打線も好投した二松学舎大付のエース左腕・市川から5点をもぎ取り、白星を飾った。
第99回全国高等学校野球選手権大会は18日、大会第10日が行われ、第2試合は三本松(香川)が二松学舎大付(東東京)を5-1で破り、初の準々決勝進出を決めた。エース佐藤が9回1失点完投の力投を見せると、打線も好投した二松学舎大付のエース左腕・市川から5点をもぎ取り、白星を飾った。
試合が動いたのは5回表、三本松の攻撃だった。先頭の1番・大久保がこの日3本目となる右翼への二塁打で先陣を切ると、送りバントで三進。1死三塁の先制機で3番・佐藤がバントを三塁へ転がすと、三塁手の失策を誘って先制に成功する。さらに6回表、先頭の6番・渡辺が右翼二塁打で出ると、送りバントで三進。続く8番・下地が右翼へタイムリーを運び、貴重な2点目を追加した。
マウンド上の佐藤は、走者を背負うものの連打を許さず。2回戦に19安打14得点と大爆発した二松学舎大付の強力打線を、テンポいい投球で封じた。
三本松は9回にも1死から四球を挟む4連打などで畳みかけて3点を追加。24年ぶり出場の夏の甲子園で、うれしい準々決勝進出を決めた。
(Full-Count編集部)