東海大菅生が初のベスト8進出 19安打9得点と打線爆発、戸田は1失点完投
小玉と片山がサイクルに迫る活躍、青森山田は中沢のソロで1点を返すも…
第99回全国高等学校野球選手権大会は18日、大会第10日が行われ、第4試合は東海大菅生(西東京)が青森山田(青森)を9-1で下して初のベスト8進出を決めた。3回に一挙5点を奪うなど、打線が19安打9得点と爆発。3番小玉が4安打3打点、4番片山が4安打2打点をマークし、ともにサイクルヒットまで三塁打1本に迫る活躍を見せた。
東海大菅生は4回に片山のタイムリーで先制すると、2回には戸田の遊ゴロの間に追加点。そして、3回に打線が爆発した。まずは小玉がバックスクリーン左に2ラン。その後、佐藤、牛山、鹿倉の3連続タイムリーが飛び出し、7-0とした。4回にも片山のソロ本塁打が飛び出し、8点差とした。
先発の戸田は4回までノーヒットピッチング。5回には初ヒットからの連打と四球で1死満塁のピンチを背負うも、後続を打ち取り無失点。6回もヒットを許しながら得点を許さなかった。
青森山田も5回から登板した斉藤が好投し、3イニングを無失点に抑える。7回には青森山田の中沢がソロ本塁打を放ち、1点を返した。
それでも、東海大菅生は8回に小玉のタイムリーで追加点。戸田は1失点完投を果たし、初のベスト8進出を決めた。
(Full-Count編集部)