安定感増すハム上沢、「気をつける人が多すぎ」の西武打線封じて5連勝導けるか
19日に今季2度目の西武戦登板へ「最小失点で抑えられるように」
日本ハムの上沢直之投手が19日、本拠地での西武戦に先発する。
6年目右腕は好調の西武打線に警戒感を強めた。「だいぶあたたまっていると思うのでとにかく最小失点で抑えられるように、丁寧に投げたい」と力を込めた。
注意する打者を問われると「気をつける人が多すぎて」と苦笑い。「一人一人集中しないと、どこからでも点が入る。一人一人切っていけたら」と攻略イメージをふくらませた。
西武戦は今季2度目。前回登板した4月2日は4回途中6安打6失点で降板したものの、当時とは自身の状態が全く違う。7月に入ってローテーションに完全定着し、7月だけで3勝を挙げた。現在9試合で防御率3.31だが、7月以降の6試合に限れば、防御率2.08と安定感がグッと増していることが分かる。
チームは5月14日以来3か月ぶりとなる4連勝中。「強いファイターズの点の取り方。この流れを切らないように、もっと乗っていけるようなピッチングをしたい」。心強い味方をバックに4勝目を目指す。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)