価値ある救援陣の“休養” ソフトB、3勝以上に大きかった楽天戦の連勝
守護神サファテの肩にも最低2日間の休養
そして第3戦。先発の武田は5回途中で降板する展開となったが、そのリリーフ陣がきっちりとバトンを繋いだ。5回途中から嘉弥真が投げ、森へと繋いだ。7回からはモイネロ(16日のオリックス戦と17日の移動日で2日間登板なし)が2イニングを投げ、3点差あった9回はサファテを休ませて、岩嵜が最後を締めた。21日は再び移動日となるため、守護神・サファテの肩にも最低でも2日間の休養を与えられたことになる。
ペナントレースも終盤に差し掛かり、ソフトバンクは残り32試合。今季は毎度のように厳しい試合展開を強いられてきた楽天との直接対決で、心配のタネだったリリーフ陣を休ませながら、3連勝できた価値は大きい。
9月に入れば、日程的に余裕が出てくる上に、先発では左ひじ手術で離脱していた和田毅が、中継ぎでは左太もも肉離れで戦線を離れていた五十嵐亮太が、近く1軍に復帰出来る見通しとなっている。終盤戦にきて、盤石の顔ぶれを取り戻しつつあるソフトバンク。大きな価値ある3連勝で、一気に優勝へと突っ走ってもおかしくはない。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)