田中将大、契約破棄で好条件の契約は可能か NY紙特集「価値はいくら?」
MLB球団幹部の見方は…「彼のオプトアウトは想像が難しい」
常に、自身の去就よりも、チームの勝利に貢献することに全力を傾ける田中。ただ、今季の防御率4.92はキャリアワーストと苦しんでおり、肩の炎症でDLにも入った。来季以降、3年総額6700万ドルの契約を残しているが、シーズン終盤に好投した場合、FAとなって更なる好条件を手にできるのか。記事によると、ライバル球団の幹部は否定的な視線を送っている。
「年俸総額なら可能かもしれない。だが、(ヤンキースとの)平均年俸(2233万ドル=約24億4000万円))を手にできるかは疑問だ。私はオプトアウトしない方にかけるよ。でも、それでも推測だからね」
FAとして3年以上の長期契約を結んだ場合、6700万ドル以上の総額を手にできる可能性もあるが、単年2233万ドルの年俸を手にできるかは疑わしいと分析したという。一方で、ある代理人は「平均年俸は絶対に無理だ。年俸総額でも今以上の金額を手にできるかもわからない」と語り、総額でも6700万ドルには届かないという厳しい視線を送っていると、同紙は伝えている。
また、他のメジャー球団幹部は「残り3年間で田中がさらなる年俸を狙うかどうか疑問だ。一番大きな要因はどれだけその球団でプレーしたいか、だと思う。彼のオプトアウトは想像が難しい」とも話したという。
田中については現時点でオプトアウトしても、ヤンキースでの契約を超えるものは手にできないという見解が主流のようだ。ポストシーズンを含めた残りの試合で圧巻のピッチング
(Full-Count編集部)