広陵・中村が大会新6本塁打に続き打点記録も更新 6打点で今大会通算16打点
7回には走者一掃の3点二塁打、本塁打記録と打点記録を一気に更新
第99回全国高等学校野球選手権大会は22日、大会第13日が行われ、準決勝第1試合で広陵(広島)の中村奨成捕手が2本塁打をマーク。今大会通算6本塁打として1大会の最多本塁打記録を更新すると、7回には満塁で走者一掃の適時二塁打も放った。これでこの試合6打点、今大会通算16打点として、1大会の最多打点記録も更新した。
天理(奈良)戦の初回、中村は1死二塁で碓井の初球のシュートを完璧に捉え、バックスクリーンへと運んだ。今大会5号で、32年前の1985年に清原和博(PL学園)がマークした1大会の通算最多本塁打記録に並んだ。
3-4と1点を追う5回の第3打席では先頭で左中間へ完璧なソロ本塁打。値千金の同点弾で今大会通算6本塁打とし、清原の記録を32年ぶりに塗り替えた。
その後、広陵が2点を勝ち越して迎えた7回には2死満塁で打席へ。1ボール2ストライクから坂根の直球を捉え、左翼線へと運ぶ。走者一掃の二塁打で9-4と大きくリードを広げた。中村はこれで今大会16打点。2008年に萩原圭悟(大阪桐蔭)が記録した15打点を超え、1大会の通算打点記録も更新した。
(Full-Count編集部)