セ新人王レースは中日京田が優位 21年ぶり両リーグ野手新人王の可能性大か
セ・パともに野手なら1996年の仁志&金子誠以来
○打者(1安打以上)
京田陽太(中)110試合119安打3本28点21盗 打率0.277※
糸原健斗(神)66試合42安打1本24点1盗 打率0.259※
西川龍馬(広)69試合40安打3本21点3盗 打率0.296
大山悠輔(神)41試合27安打4本19点1盗 打率0.265※
柴田竜拓(De)54試合23安打0本4点1盗 打率0.223
山崎晃大朗(ヤ)27試合21安打0本7点1盗 打率0.223
奥村展征(ヤ)24試合18安打0本1点0盗 打率0.269
木下拓哉(中)46試合15安打0本4点0盗 打率0.197
坂本誠志郎(神)21試合10安打0本7点0盗 打率0.2
辻東倫(巨)18試合8安打0本1点1盗 打率0.25
岡本和真(巨)12試合5安打0本2点0盗 打率0.227
井領雅貴(中)18試合4安打0本2点0盗 打率0.19
宇佐見真吾(巨)4試合3安打1本2点0盗 打率0.429
阿部寿樹(中)11試合3安打0本1点0盗 打率0.231
佐野恵太(De)18試合2安打0本1点0盗 打率0.095※
廣岡大志(ヤ)8試合2安打0本0点0盗 打率0.111
溝脇隼人(中)12試合1安打1本1点0盗 打率0.071
中日の京田が規定打席に達し、119安打。112試合のうち109試合で遊撃のポジションを守り、リーグ2位タイの21盗塁を記録している。阪神・糸原は北條史也と激しい遊撃のポジション争いをしている。広島の西川、阪神の大山は、打撃力で頭角を現しつつある。
セ・リーグもパ同様、規定打席に達している中日・京田が、投手陣に対して優位に立っている。ヤクルトの星、DeNAの濱口は規定投球回数に達する可能性があるが、京田の優位は動かないだろう。
京田が新人王に選ばれれば、昨年の阪神、高山俊に続き、2年連続での野手の受賞。もし、セ・パ両リーグの新人王がそろって野手になるようなことがあれば、1996年の巨人・仁志敏久、日本ハム・金子誠以来となる。
(広尾晃 / Koh Hiroo)