イチロー132M決勝弾に敵地実況驚嘆も解説冷静「大当たり連発するんですよ」
本塁打直後の所作に「なんてクール」「アメージング」
また、実況が「キャリア117本目のホームランです。正直驚きです。キャリアのこの時点でホームランを打つんですから……。これは今季3号です。432フィートと算出されてます。これはサプライズだ」と驚嘆すると、クルック氏は冷静に持論を展開。「どの試合の放送でも言っている気がしますが、彼の打撃練習を見ていれば、次から次へと大当たりを連発するんですよ」とイチローの代打本塁打に驚いた様子を見せなかった。
マーリンズのダグアウトもイチローの強烈な一発に一気に盛り上がったが、当の本人はチームメートとのタッチを淡々とこなしながら、引き締まった表情を変えなかった。
ベンチに深く腰掛けると、表情を変えずにサングラスをかけたイチローの所作にクルック氏は思わず「なんてクールで、冷静なんだ」と一言。実況も「アメージングだ」とつぶやき、3ランにもクールな姿勢を貫き通したベテランの流儀に感嘆した。
イチローの代打本塁打は昨年9月6日のフィリーズ戦以来、自身2度目。43歳は代打での出場が続く中でも勝負強い打撃でチームの勝利に貢献している。
(Full-Count編集部)