ソフトB和田、元同僚・井口から通算1500三振目奪う 史上51人目の快挙
今季限りで引退するダイエー時代のチームメートから節目の奪三振
ソフトバンクの和田毅投手が、史上51人目の通算1500奪三振を達成した。左肘遊離軟骨除去手術からの復帰戦となった27日のロッテ戦(ヤフオクD)。4回に、今季で現役を引退するダイエー時代のチームメートの井口から、この日6個目の三振を奪い、1500三振に到達した。
6月に左肘の手術を受けた和田。4月7日の西武戦(メットライフ)以来となる先発マウンドで序盤から快調に飛ばした。1500三振までは残り6つ。初回に大嶺翔、清田から連続空振り三振を奪うと、2回に中村からこの日3つ目の三振を奪った。4回には大嶺翔、清田を空振り三振に取り、王手をかけると、井口から三者連続三振となる空振り三振を奪って、この日6個目の三振とし、大台の到達した。
島根県立浜田高から早大を経て、2002年のドラフト自由獲得枠でソフトバンクの前身のダイエーに入団した和田。1年目の2003年4月1日の近鉄2回戦(大阪D、元京セラD)の初回にローズから奪った空振り三振がプロ初奪三振だった。