日ハム大谷に「素晴らしい評価」 ヤンキースGMの“直接視察”にNY紙も注目

日本ハム・大谷翔平【写真:石川加奈子】
日本ハム・大谷翔平【写真:石川加奈子】

31日の投手復帰戦を視察へ、Rソックス、レンジャーズ、ドジャースも「強い興味」

 日本ハムの大谷翔平投手をヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMが超異例の“直接視察”に訪れると、米複数メディアが報じた。地元のニューヨーク・メディアもその動向に注目。地元紙「ニューズデイ」は、「ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMがショウヘイ・オオタニを視察しに行く。関係者が明かす」とのタイトルで報じている。

 大谷は開幕直後の負傷で長期離脱があったが、復帰後は好調を維持。特に、8月に入ってからは状態が良く、現在、打率.342、5本塁打、22打点としている。そして、投手としても31日のソフトバンク戦(札幌ドーム)で復帰することを栗山監督が明言。この一戦をヤンキースの編成部門トップが直々に視察に訪れる。

 この“超異例“の事態にNYメディアもすぐに反応。同紙は「関係者によると、ジェネラル・マネージャーのブライアン・キャッシュマンは、日本で最高の打者でありピッチャーであると考えられている23歳のショウヘイ・オオタニを直接視察するために日本に向かっているところだ」と伝えた。

 記事ではさらに、「他の多くのチームと同じように、ヤンキースは右投げ左打ちのオオタニを注視しており、素晴らしい評価を下している。オオタニは負傷で今季の出場が制限されていたため、この冬にポスティングされるか定かではない。レンジャーズ、レッドソックス、ドジャースが強い興味を抱いている」と指摘。今オフにポスティングシステム(入札制度)を利用してのメジャー挑戦に踏み切るかは分からない状況ながら、多くのチームが獲得を目指しているとレポートしている。

 この報道を受けて、CBCスポーツ(電子版)も「ヤンキース、ドジャースが日本の怪物、ショウヘイ・オオタニに“強い興味”を抱いている」と速報。キャッシュマンGMが日本に視察に向かうことも伝えている。

 シーズン終盤にさしかかり、米国では早くも“オオタニ狂騒曲”が始まりそうな気配だ。

(Full-Count編集部)

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