戦力外の青木宣親、ブ軍は早期契約を予期!? 他球団の獲得を”熱望”する声も

ブルージェイズ・青木宣親【写真:Getty Images】
ブルージェイズ・青木宣親【写真:Getty Images】

ブ軍指揮官は「彼は他球団と手を組む機会ができた」、獲得を熱望する他球団ファンも

 トレード期限最終日の7月31日にアストロズからブルージェイズにトレードで移籍した青木宣親外野手が、メジャーでプレー可能となる40人枠から28日(日本時間29日)に外され、事実上の戦力外となった。地元では、球団のこの決断に怒りを露わにするファンもいる中、ブルージェイズは青木の去就がすぐに決まると考えていると、地元紙はレポート。さらに、他球団ファンからは獲得を“熱望”する声もあがっている。

 突然の戦力外通告について、カナダの地元紙「バンクーバー・サン」は「ブルージェイズは早急なブルペン補強、そして将来を見据え、ノリ・アオキを自由の身とした」と伝えた。球団側はウエーバー公示を行うが、記事では「ブルージェイズは青木が他球団と契約するであろうと考えている」としている。

 さらに、青木を高く評価しながら、ブルペン投手補強のために「我々は望んでいたわけではない」という“苦渋の決断”を下したジョン・ギボンズ監督が、「他球団と手を組む機会ができた。彼は選ぶことができると思う」と話したこともレポート。9月に入れば、ベンチ入りの枠が25人から40人に拡大される「セプテンバーコールアップ」で数人の若手外野手が昇格し、青木の出場機会がさらに減少することも考慮したという。

 今後は、その去就に注目が集まることになる。青木への戦力外通告について伝えた米国最大の移籍情報サイト「MLBトレードルーマーズ」には、ブルージェイズへの怒りの声とともに、他球団ファンからの“オファー”も届いている。

アストロズやジャイアンツへの復帰を望む声も

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