広島、東京Dで7戦7勝 西川逆転2ラン→逃げ切り、8回には菊池の超美技も
野村は力投で9勝目、今村→ジャクソン→中崎が無失点リレーでマジック18
広島は29日、敵地での巨人戦に2-1で勝利した。先発の野村が6回7安打1失点の力投でマイコラスに投げ勝ち、9勝目(4敗)をマーク。1点を追う5回に西川が値千金の逆転2ランを放った。救援陣も今村、ジャクソン、中崎とつないでリードを死守。8回には名手・菊池の超美技も飛び出して逃げ切り、優勝へのマジックを18とした。
野村は2回、1死から村田にソロ弾を浴び、先制を許す。しかし、その後はピンチを背負いながらも得点を許さない粘りの投球。一方、打線は4回までマイコラスに1安打に抑え込まれたが、5回に1死から岩本が四球で出塁すると、西川が逆転2ラン。一気に試合をひっくり返した。
7回は今村が1安打を浴びながら無失点。8回にはジャクソンがマウンドに上がると、巨人は1死から代打・脇谷を送る。一二塁間へのゴロはライト前に抜けるかと思われたが、驚異的な守備範囲を誇る菊池がスライディングで体をいっぱいに伸ばして打球をストップ。すぐに一塁へ送球した。脇谷は間一髪でアウト。終盤の重要な場面で名手の超美技が飛び出した。
(Full-Count編集部)