イチロー中前打でMLB代打安打記録に「5」、スタントン51号&8月18発でMLBタイ記録
イチロー今季23本目の代打安打、田澤は1回3失点、マーリンズ2連敗
マーリンズのイチロー外野手が29日(日本時間30日)の敵地ナショナルズ戦で代打で出場し、中前安打を放った。これで今季の代打安打は23本目となり、自身が持つ球団最多記録を更新。メジャー記録の28本にあと「5」とした。一方、田澤純一投手はチーム3番手で登板したが、1回3失点。本塁打を量産しているスタントンは51号ソロを放ち、80年ぶりに8月の最多本塁打記録に並んだ。マーリンズは3-8で敗れて2連敗となった。
ベンチスタートとなったイチローは2-5と3点を追う7回無死一塁の場面で代打で登場。右腕ジャクソンに対しフルカウントから技ありの打撃を見せ、センター前にヒットを放った。これで今季の代打安打は23本目となり、ジョン・バンダーウォールが1995年に記録した28本のメジャー記録に「5」と迫った。またメジャー通算3069安打となり、歴代21位のキャップ・アンソン(3081本)まで残り「12」とした。
マーリンズはこれでチャンスを一、二塁に広げ、その後、相手のエラーも絡んで1点を返したが、その裏、マウンドに上がった田澤が2死から二塁打と2四球で満塁のピンチを招くと、レンドンに走者一掃の二塁打を浴びてリードを5点に広げられた。チームはその後反撃できずにそのまま敗れた。
イチローはこの日1打数1安打で打率.255。田澤は1回2安打2四球3失点で防御率5.57となった。また、今季本塁打を量産しているスタントンは初回の第1打席で左翼席へ先制の51号ソロをマーク。これで今月18本目となり、1937年にルディ・ヨークが打ち立てた8月の最多本塁打記録に並んだ。メジャー史上6人目の60本塁打に残り9としている。
(Full-Count編集部)