ハム大谷、投手復帰戦で160キロ超えに高評価「投資をよりコスパの高いものに」
米スカウトから注目浴びる日ハム大谷、投手復帰戦にヤンキースGMら集結
8月31日の本拠地ソフトバンク戦で、いよいよ本格的な“二刀流”復帰を果たした日本ハム大谷翔平投手。今季2度目、7月12日オリックス戦以来50日ぶりとなると先発マウンドには、国内外から大きな関心が集まった。注目の登板は、3回まで無安打無失点としながら、4回に柳田のタイムリーと福田の3ランで4失点。予定されていた60球を超える64球を数えたため、3回1/3を投げて3安打4失点でマウンドを降りた。
大谷自身がメジャー移籍の夢を公言していることもあり、この日はヤンキースのキャッシュマンGMとアフターマンGM補佐をはじめ、メジャー14球団22人の関係者が札幌ドームで視察。その様子は複数の米メディアでも伝えられている。MLB公式サイトも例外ではない。「オオタニが100マイル(約161キロ)を記録(※スタジアム表示は160キロ)し、不安を緩和」とのタイトルで、特集記事を組んだ。
記事では、大谷が足首と太もも裏の怪我のため今季出遅れたことを説明。さらに、この日のパフォーマンスは「特筆すべきものではなかった」としたが、速球は時速99マイル(約159キロ)から100マイル(約161キロ)に達していたとし「オオタニの速球だけで、くすぶる不安を払いのけた」とリポートしている。
同時に「球場にいたスカウトによると、何年も推測ばかり一人歩きしているが、オオタニは今オフ中にMLB移籍を果たす、という意見が日本では強まっている」と伝え、今オフにも日本ハムが大谷をポスティングする可能性について触れた。
GMとGM補佐が揃い踏みで来日したヤンキースに加え、レンジャーズ、ドジャースもすでにGMが自ら来日し、大谷の姿を自分の目で確かめている。記事によれば、パドレスのプレラーGMも近頃来日していたそうだ。