代打での出番増のイチロー、代打打席数「89」でMLBタイ記録に 米紙が伝える

マーリンズ・イチロー【写真:Getty Images】
マーリンズ・イチロー【写真:Getty Images】

代打安打は両リーグトップ「23」、メジャー記録に「5」

 マーリンズのイチロー外野手が1日(日本時間2日)の本拠地フィリーズ戦で代打で出場し、空振り三振に倒れた。マーリンズも9回に2点を奪われて1-2と逆転負け。その裏でイチローの今季の代打での打席が「89」となり、メジャー最多記録に並んだと米地元紙が伝えている。

 イチローは1点リードの8回に代打で出場。先頭で打席に立ったが3番手左腕ミルナーに空振り三振を喫した。この日は守備に就かずに交代した。

 9月最初の打席で凡退したものの、43歳のベテランはシーズン中盤以降調子を上げており、7月は打率.321、8月は打率.346を記録。球宴前の.220に対して、球宴以降は8月終了時点で打率.326となっていた。

 そんな中、地元紙「マイアミ・ヘラルド」電子版はこの日、イチローが今季の代打での打席数が「89」となり、2001年のレニー・ハリスと並び1シーズンのメジャータイ記録となったことをレポートした。イチローはここまで両リーグトップとなる23本の代打安打を放っており、球団最多記録を樹立。また、ジョン・バンダーウォールが1995年に記録した28本のメジャー記録にも残り5本にまで迫っている。

 イチローは今季通算打率.250に対し、代打では84打数23安打、1本塁打、9打点、5四球で打率.273。ちなみに昨季は代打で53打数13安打、1本塁打、6打点、7四球で打率.245、2015年は43打数9安打、2打点、3四球で打率.209、2014年(ヤンキース)は13打数6安打、2打点、2四球で打率.462と、年々、代打での出番が増えている。

(Full-Count編集部)

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