2年連続GGの遊撃名手が美技 ベースに当たった打球を素手キャッチ→即送球
ジャイアンツのクロフォードが二塁ベースで跳ね返った打球を…
怪物がそろうメジャーの遊撃で2年連続ゴールドグラブに輝いている名手が、驚愕の美技を見せた。
1日(日本時間2日)のジャイアンツ-カージナルス戦。ジャイアンツの3点リードで迎えた5回、無死走者なしでカージナルスの先頭グレッグ・ガルシアがカウント2-2からジャイアンツ先発ジョニー・クエトの速球を弾き返した。
ピッチャー返しはクエトの頭上を抜けてセンター方向へ飛んだが、ショートのブランドン・クロフォードが回り込む。しかし、2バウンド目で二塁ベースに当たり、打球方向が変わった。すると、クロフォードはこれに反応して、なんと素手でキャッチ。そのままスムーズに一塁へと送球し、ガルシアを悠々アウトに仕留めた。
本拠地はどよめきに包まれ、クエトはガッツポーズを繰り出してからクロフォードを指差して感謝。ただ、本人は何事もなかったかのように悠然としていた。
驚異的な守備力を誇る内野手がズラリといるメジャーの中でも、遊撃は別格。化物中の化物が揃っている。そんな中で、広い守備範囲と強肩を誇るクロフォードは2015、16年と2年連続でゴールドグラブを受賞中。圧倒的な守備力をこの日も見せつけた。