「尊敬してる2人」―ソフトBサファテ、岩瀬&藤川に並ぶ日本記録46セーブ
22試合を残り日本新確実、50セーブ視野も「チームの優勝が目標」
ソフトバンクのデニス・サファテ投手が、46セーブのプロ野球タイ記録に肩を並べた。2日の楽天戦(ヤフオクD)。2点リードの9回にマウンドに上がると、走者は出しながらも、安定の無失点。2005年の中日・岩瀬仁紀投手、2007年の阪神・藤川球児投手の記録に並び「光栄だし、2人とも凄い投手。1年目、日本に来た時から姿を見ていて尊敬している2人に並べて光栄だね。それにホームで、家族が見ている前で達成出来たのは嬉しい」と喜びを語った。
この日は先頭の島内に中前安打を許し、聖沢にも3球連続とボールが先行した。それでも、3ボール1ストライクから聖沢を遊飛に打ち取ると、アマダー、藤田を連続空振り三振に。試合後は「自分の望んでいる形じゃないけれどね。疲れはありますけど、月曜日には休みがあるし、9月は日程的にも余裕はある。そういうところを上手く利用して、気持ちと体の準備をしていきたい」と振り返った。
今季はまだ22試合を残しており、プロ野球新記録の達成は確実な状況に。前人未到の50セーブ到達も十分に射程圏だ。それでも、絶対的な守護神が見据えるのは、リーグ優勝の奪還のみ。「試合は残っている。チームが優勝することが目標なので、これからもそれに向けて頑張っていきたい」と話していた。