捕球確率6%の“5つ星”美技、18M疾走→横っ飛び→地面スレスレで驚愕の好捕
レッドソックス外野手ベッツが“今季2度目”の5つ星
レッドソックスの俊足外野手ムーキー・ベッツが5日(日本時間6日)、本拠地でのブルージェイズ戦で“5つ星”美技を披露し、本拠地ファンを沸かせた。MLB公式サイトによれば、捕球確率はわずか6パーセントという超難関プレー。実況アナが大興奮でプレーを伝える横で、解説は「ワオ」と漏らすことしかできないスーパープレーとなった。
ブルージェイズが1-0とリードする展開で迎えた3回表。ブルージェイズの先頭ウレーニャは、カウント1-1からの3球目チェンジアップをバットで捉えた。角度15度、初速度94.2マイル(約151.6キロ)で飛び出した打球は低い弾道で右中間へ。長打間違いなしと思われた当たりだったが、対戦相手が悪かった。
好守でも知られる右翼ベッツは、守備位置からセンター方向へ60フィート(約18メートル)疾走。地面を目指して落下する打球に向かって横っ飛びすると、地上15センチほどのギリギリの位置で見事ボールをグラブに収めた。試合を中継する地元テレビ局の実況は「ベッツがキャッチした!」と絶叫も、解説者はスーパープレーに驚愕のあまり「ワオ」と漏らすことしかできなかった。
記事によれば、この打球は捕球確率6パーセントという低さの超難関球。確率が25パーセント以下の打球をキャッチした場合には「5つ星」プレーに認定され、ベッツは今季2度目の快挙となった。地区優勝争いを繰り広げるレッドソックスにとって、この守備力は大きな武器と言えそうだ。