青木宣親、メッツ加入後は打率.353 地元メディア称賛「ベリー・ホット・スタート」

メッツ・青木宣親【写真:Getty Images】
メッツ・青木宣親【写真:Getty Images】

4試合連続ヒットで先制のホーム「彼はあの球をレフトに打つのが得意」

 メッツの青木宣親外野手は5日(日本時間6日)、本拠地でのフィリーズ戦に「2番・右翼」で先発出場し、3打数1安打1四球だった。チームは1-9で逆転負けを喫したものの、青木は初回に二塁打から先制のホームを踏む活躍。これで移籍後4試合連続ヒットと好調を維持しており、地元メディアも「ベリー・ホット・スタート」と絶賛している。

 青木は初回1死走者なしの第1打席。フィリーズ先発ライブリーの2球目のカーブを捉えた。左中間を破る二塁打でチャンスメークすると、2死からダーノーの二塁打で生還。先制のホームを踏んだ。チームはその後、逆転負けを喫したものの、9月に入って加入した青木の存在感は日に日に増している。

 今季はアストロズで開幕を迎え、7月31日にブルージェイズへトレード移籍。しかし、その1か月後に戦力外と契約解除を経てFAとなり、9月2日に今季3球団目となるメッツと契約を結んだ。

 加入後は4試合連続安打で17打数6安打の打率.353と活躍。この日、ニューヨークで試合を中継していた地元テレビ局「SNY」の実況は「メッツでノリ・アオキがベリー・ホット・スタートです」と絶賛。また、解説者のロン・ダーリング氏は「6安打、二塁打2本を記録しています。彼はあの球をレフトに打つのが得意です。高めの球を、レベルスイングで外野の間に放ちました」と、打撃の内容についても評価している。

 今季の3チームトータルでの打率も.279と安定した数字を残す青木。残り1か月で、その価値をさらに高めたいところだ。

(Full-Count編集部)

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