前田健太、12連勝中の相手に5回4安打1失点8Kも85球で降板 13勝目ならず

ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

好投も5回に代打を送られて降板、勝敗はつかず

 ドジャースの前田健太投手は6日(日本時間7日)、本拠地でのダイヤモンドバックス戦に登板し、5回4安打1失点1四球、今季最多タイの8奪三振と好投するも、85球で降板。勝敗はつかず、今季13勝目はならなかった。

 5連敗中のドジャースと12連勝中のダイヤモンドバックスの一戦。前田はダイヤモンドバックスには今季4試合登板で0勝2敗、防御率9.35、昨年から合わせても10試合で3勝3敗、防御率5.19と“天敵“とも言える相手。初回にはいきなりペラルタ、アイアネッタに連打を浴びて無死一、二塁とされた。1死後、暴投で二、三塁としたが、マルティネスは直球で空振り三振に仕留めた。

 続くデスカルソは左中間へフラフラと上がるフライ。中堅ピーダーソン、左翼グランダーソンが一瞬、譲り合うような形となったが、最後はグランダーソンが滑り込んで捕球した。グラブの先からボールがこぼれ落ちそうになるヒヤヒヤのキャッチに、前田も思わず驚きの表情。無失点で切り抜けた。

 その裏、ドジャースはベリンジャーのニゴロの間に1点を先制。前田は直後の2回、先頭ポロックを遊撃テイラーの失策で出す。ドルーリーを空振り三振、マルテは左直に打ち取るも、続くピッチャーのウォーカーには適時二塁打を浴び、同点とされた。

 3回はアイアネッタを見逃し三振、ラムを三直、マルティネスを空振り三振と初めての3者凡退。4回は先頭デスカルソを四球で出すも、ポロックはスライダー、ドルーリーはカーブで空振り三振に仕留める。マルテにはセンター前に運ばれたが、ピッチャーのウォーカーは直球で空振り三振に打ち取った。

 5回はペラルタを左飛、アイアネッタを遊ゴロ、ラムを中飛で3者凡退。その裏の攻撃で先頭の前田に代打イーシアが送られた。イーシアは三振に倒れ、ドジャースはこの回勝ち越すことはできず、前田に白星はつかなかった。

 前田は好投も5回で降板。この日は85球を投げてストライクは53球。防御率は4.02となった。

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