イチロー所属のマーリンズが異例措置 ハリケーン直撃に備え家族も遠征帯同

海の向こうに嵐が見えるマイアミの海岸【写真:Getty Images】
海の向こうに嵐が見えるマイアミの海岸【写真:Getty Images】

球団が異例の措置発表、「全員の家族が遠征に行くことになる」

 超大型ハリケーン「イルマ」は大西洋上で発達し、カリブ海の島に甚大な被害を与えている。10日にフロリダを直撃する可能性も浮上しているが、イチロー外野手と田澤純一投手の所属するマーリンズは、選手の家族の無事を守るために7日からの遠征に帯同させるという異例の措置を発表したという。地元テレビ局「CBSマイアミ」(電子版)が報じている。

「イルマ」は、観測史上4番目に強力なハリケーンとしてアメリカに上陸しようとしている。カリブ海ですでに死者も出した脅威に、マーリンズも異例の措置に出た。

 記事によると、チームはチャーター機に選手、スタッフの家族も同伴させることも決定。ドン・マッティングリー監督は「ジェフリーは最終決断を下した。全員の家族が遠征に行くことになる。遠征のすべてで子供も帯同する。これは我々の家族へのサービスで、球団からの最高の配慮だ」と語ったという。

 マーリンズは現地時間7日のブレーブス戦から同14日のフィリーズ戦まで遠征で、同15日のブルワーズ戦でマイアミに戻ってくる予定となっている。

(Full-Count編集部)

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