前田健太、Dバックスに“リベンジ”の好投 地元紙称賛「輝ける復活」
同点の5回に降板で勝敗つかず、前田「ミスから学んだ」
6日(日本時間7日)の本拠地ダイヤモンドバックス戦で5回1失点(自責0)と好投したドジャースの前田健太投手。同点の5回に降板して勝敗はつかなかったが、地元紙は「輝ける復活」と称賛している。
前回登板の8月31日の同カードで3回7失点と乱調だった右腕はこの日、5回まで4安打8奪三振1四球で1失点と好投。その時点で85球だったが降板となり、勝敗はつかなかった。ドジャースは7回に2点を勝ち越されて1-3と敗北。今季最長の6連敗となり、一方のダイヤモンドバックスは球団新の13連勝を飾った。
前田自身はこの日、2回に味方のエラー絡みでピンチを招き、相手先発ウォーカーにタイムリー二塁打を浴びたものの失点はこの1点のみで自責はゼロ。5回の打席で代打を送られて降板した采配にはファンからも不満の声が上がったほどだった。
この日の投球について地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」電子版は「5回にマエダが交代となった時は、スコアはまだ1-1の同点だった。ウォーカーへの失投を除いては前田は前回登板から輝ける復活を果たした」とレポート。前田自身、記事の中で「相手に同じような活躍をさせないように試合に入りました。自分のミスから学びました。そして、修正もできた」と手応えを口にしている。
ドジャースはここ12試合で11敗。今季圧倒的な強さを見せてきた最強軍団はここにきて急失速となっているが、その中で前田の好投は一筋の光明になったようだ。
(Full-Count編集部)