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「タコを食べてみろよ」 ロッテ4年目捕手が刻む井口の気遣いと教え

忘れもしない。吉田裕太捕手が入団をした時、ロッカーは井口資仁内野手の隣だった。毎日、緊張の連続だったのを覚えている。初めて食事に連れて行ってもらったのは昨年の仙台遠征。シーズン無安打だった若者に声をかけてくれた。

大先輩の偉大な背中、「どこまでも遠い話だけど、目指していきたい」

「あの人が一番、試合中に声を出している。負けている場面でもベンチ内で『さあ、ここからやっていくぞ!』と野太い大きな声で鼓舞をされていた。すごい存在感でした」

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 ここまで見てきた背中がある。そして聞いてきた色々な話がある。だから吉田はベンチでどんな時も大きな声を出すよう心掛けている。しっかりと準備をして試合に備え、結果で一喜一憂しないように日々をガムシャラに生きている。教えてもらったことはかけがえのない財産。これからの野球人生で生かせるかどうかは自分次第。いろいろなアドバイスが強く背中を押してくれているようにも感じる。

「井口さんが打席に入るとスタンドがメチャクチャ湧くじゃないですか。あれに憧れますよね。自分もファンに愛される選手になりたい。どこまでも遠い話だけど、憧れますし、目指していきたい」

 目指す背中はあまりにも大きすぎる。しかし、目の前で見てきたらこそ同じプロ野球選手として憧れ、そうなりたいという願望が沸々と湧いてくる。千葉県出身の次代の正捕手候補としてドラフト2位で入団して早4年。今シーズンも残りわずか。毎日を大事にして、来季へのキッカケを作り、新しいシーズンこそ正捕手の座を目指す。いつも声をかけてもらい、食事に連れて行ってもらった大先輩の期待に応えなくては男ではないと燃える。

(マリーンズ球団広報 梶原紀章)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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