ロッテ井口、将来の監督就任に意欲「いずれそうなりたい」「夢を持っている」

ロッテ・井口資仁【写真提供:千葉ロッテマリーンズ】
ロッテ・井口資仁【写真提供:千葉ロッテマリーンズ】

トークショーで前向きな姿勢示す「もっと、もっと勉強して」

 引退試合に備えて2軍の本拠地浦和で調整中のロッテ井口資仁内野手が、10日のソフトバンク戦の試合前にZOZOマリン球場外周ボールパークステージでトークショーを行い「もっと、もっと勉強して、いずれそうなりたい」と指揮官就任へ前向きな姿勢を見せた。

 伊東監督の後任として、ロッテOBのフリオ・フランコらと次期監督有力候補にあがっているが、同席したファンからの期待の声に「夢をもっている」と意欲を見せた。

 同内野手は若手にチャンスを与えるため、自ら希望して選手登録を外れた。「マリンは2週間ぶり。浦和でキャンプしている。今年できなかった理想のバッティングフォームを追い求めて練習している」と朝7時半から浦和の2軍球場で練習。ケガでファームにいる井上らと汗を流し、1軍再登録前の平沢の打撃練習にもつきっきりで、熱視線を送ったという。

 古巣のセカンドの練習までしているそうで「守りませんよ」と笑わせたが「2週間後に万全で、最後にいい形で終われるように練習します」と宣言。盛大な拍手を浴びていた。

 10日の試合では、井口をデザインしたアパレルブランド「ナノユニバース」の「マリーンズTシャツ produced by ZOZOTOWN」が来場先着2万人に配布された。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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