青木宣親、戦力外→“公園練習”を挟んで11試合連続安打「5年前にいれば…」
メッツ移籍後は7試合連続ヒット、ブルージェイズ時代から11試合連続ヒット
メッツの青木宣親外野手は9日(日本時間10日)、本拠地でのレッズ戦に「2番・ライト」で先発出場し、7回に2点タイムリーを放った。4打数1安打1得点2打点で6-1での勝利に貢献。これで移籍後は7試合連続ヒット、ブルージェイズ時代から11試合連続と好調を維持しており、地元ファンからも引き続き称賛を浴びている。
青木は初回は右飛、3回は遊ゴロ、5回は遊ゴロに倒れた。しかし、3点リードで迎えた7回、1死二、三塁で打席に立つと、中継ぎ右腕ロレンゼンのカットボールをセンター前に運ぶ。2者が生還し、5点差に。青木は続くカブレラの適時二塁打でチーム6点目のホームを踏み、勝利に貢献した。
アストロズで今シーズンの開幕を迎えた青木は、7月にブルージェイズに移籍。その後、戦力外となり、自由契約を経てメッツに入団した。そこから7試合連続ヒットと好調を維持。ブルージェイズから自由契約となってからは、トロントの公園で練習していたことを自ら明かすなど難しい調整を強いられたが、2チームをまたいで11試合連続安打と打ち続けている。
MLB公式サイトでメッツ番を務めるアンソニー・ディコモ記者は「背番号11のノリ・アオキはブルージェイズ在籍時も含め、11試合連続安打を記録している。彼は2打点を記録し、5打数1安打とした」とツイッターでレポート。すると、ファンからは「Nor1 Aok1」「コンフォルトよりも優れている」「5年前に居てほしかったな…」などと称賛の声があがった。現在、故障者リスト(DL)入りしているマイケル・コンフォルト外野手よりもいい選手との評価を得ている。
今季の通算打率は.279としている青木。試合後には外野手3人での“お辞儀ポーズ”を取り入れるなど、メッツでの存在感は日に日に増している。
(Full-Count編集部)