独走V目前のソフトバンク、驚異の勝率で前人未到の100勝到達なるか

首位浮上後は勝率.857と驚異のペース、100勝到達の可能性も…

 首位に浮上した8月15日から18勝3敗、勝率.857という驚異的なペースで勝利を積み重ねている。ここにきての勝ちっぷりは“横綱相撲”のように安定しており、止まるところを知らない。先発投手も東浜、千賀、バンデンハークがおり、和田も復帰して3試合に投げた。武田も9月6日のオリックス戦(ほっと神戸)で今季初完封を挙げ、復活を印象づけた。ここからは日程的にも余裕があるだけに、これほどに隙の見当たらない先発陣がいれば、順調に白星を積み重ねていってもおかしくはない。

 優勝が決まれば、クライマックスシリーズ、日本シリーズに向けて、登板過多となっている岩嵜、サファテをはじめとするリリーフ陣に休養を与えるなど、勝利優先の選手起用ではなくなる部分もあるだろう。だが、他球団を凌駕する選手層を誇るソフトバンクだけに、それでも勝つのでは、と思わせてしまう。

 残り16試合を13勝3敗、勝率.812の成績で終えることができるか。前人未到の100勝到達。我々は歴史の目撃者となるかもしれない。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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