元阪神ボーグルソンが引退、世界一制覇ジャイアンツの一員として17日式典
阪神とオリックスで3年プレー、2012、14年に米ジャイアンツで世界一
日本球界では阪神とオリックスで3年プレーしたライアン・ボーグルソン投手が引退を発表した。米サンフランシスコ・ジャイアンは17日(日本時間18日)の本拠地ダイヤモンドバックス戦で“引退試合”を行うと発表した。当日はジャイアンツのユニホームを身にまとい、18年のプロ生活に幕を下ろす。
ペンシルバニア州出身ボーグルソンは、1998年のドラフト5巡目でジャイアンツ入り。2000年9月2日にメジャーデビューを果たしたが、翌年途中にパイレーツへジョン・バンダーウォールらとの交換トレードで移籍した。パイレーツで5年半を過ごした後、2007年から阪神へ移籍。阪神で先発ローテの一角として活躍。2年で10勝10敗の成績。2009年からはオリックスに移籍し、主に中継ぎとして起用された。日本では通算62試合で投げ、11勝14敗、防御率4.17の成績だった。
2011年から古巣の米ジャイアンツに復帰。日本での経験を生かしながら、主に先発として活躍し、13勝7敗の成績を残すと、12年も14勝9敗と2年連続で2桁勝利を収め、ジャイアンツのワールドシリーズ制覇に貢献した。2014年にも世界一を経験。2016年はパイレーツに移籍し、今季はツインズとマイナー契約を結んでメジャー昇格を目指したが、開幕前にFAとなっていた。
メジャーでは通算12シーズンを過ごし、289試合に登板し、61勝75敗、防御率4.48の成績だった。
(Full-Count編集部)