前田健太が3回2被弾4安打4失点、代打送られ降板も打線つながり黒星消える

ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

3点ビハインドの4回1死満塁に代打→打線奮起で同点に追いつく

 ドジャースの前田健太投手は11日(日本時間12日)、敵地でのジャイアンツ戦に先発。3回を投げて2被弾を含む4安打4奪三振4失点(自責4)で、4回の攻撃で代打を送られて降板した。

 まさかの10連敗で迎えたこの日。前田に連敗ストップの期待が掛かる中、午後7時15分に開始予定の試合が、降雨のために開始が遅れるハプニングに見舞われた。42分後、ようやくプレーボールの声がかかったが、先頭グランダーソンの打席で再び雨足が強まり、空振り三振を喫したところで、試合は再び中断された。

 それから待つこと約3時間。現地午後10時50分になり、ようやく試合が再開された。悪条件の中での先発マウンドとなった前田は、先頭ペンスを空振り三振としたが、パニックに左前打を許した直後、スパンに右翼席後方の入江に飛び込むスプラッシュ弾で2点先制を許す。2回にはパーカーに右翼へ4号ソロを運ばれ、3回にもペンスの右翼三塁打をきっかけに1点を失い、3回までに4点を失った。

 ドジャースは4点を追う4回の攻撃でベリンジャーとプイグの安打などで1死満塁とすると、フォーサイスが左前にタイムリーを運んで1点を返す。なおも1死満塁の場面で前田の打席となったが、ここで代打テイラーを送られて降板。チームはこの回に一気に4点を返して同点とし、前田の黒星は消えた。

 前田は47球を投げて32ストライクだった。

(Full-Count編集部)

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