ロッテ福浦、2安打4打点 通算2000安打へ「39」も「まだまだ。1本ずつ」

ロッテ・福浦和也【写真提供:千葉ロッテマリーンズ】
ロッテ・福浦和也【写真提供:千葉ロッテマリーンズ】

1961安打に「身体が持つまで頑張る」、伊東監督も「若い人に見習わせなきゃ」

 ロッテ福浦が12日のオリックス戦で2打席連続タイムリー。7-5の勝利に貢献した。

 初回に遊飛で1打点。2-3と逆転された5回はフォーク2球でカウント0-2と追い込まれたが、3球目のフォークを技ありの右前2点適時打とした。7回にはロメロの左犠飛で4-4の同点にされたロッテだが、その裏、福浦が1死一塁でヘルメンの150キロの真ん中低めへの速球を中越へ運び、5点目のタイムリーを放った。

「真っ直ぐを待っていたが、フォークを自然に打った。2本目のヒットは自分のバッティングができた。初球から狙っていた」と福浦。1961安打となり、2000本にあと39本と40本を切ったが「(2000本まで)まだまだ。1本ずつ勝利に貢献できるよう頑張ります。(今季で引退する)井口さんの背中を見てやってきた。身体がもつまで頑張ります」と言う。

 伊東監督も「いい所で打ってくれた。バッティングの状態がよく、久々にクリーンアップを打たせようと決めていた。(5回の右前打は)難しい球で、若い人に見習わせなきゃならない」と衰えぬ打撃技術を称えていた。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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