ロッテドラ1佐々木、70日ぶり先発 伊東監督「来年へのきっかけを」
「まだ厳しいという報告」も…「1軍で投げると違うかもしれない」
ロッテのドラフト1位ルーキー佐々木千隼投手が13日の日本ハム戦(札幌ドーム)で7月5日の楽天戦以来70日ぶりに先発する。
4月6日の日本ハム戦でプロ入り初勝利も4月20日のソフトバンク戦から4連敗。5月25日のソフトバンク戦で2勝目を挙げたが、6月11日のヤクルト戦では8失点KOなど不振で、7月5日の楽天戦で今季7敗目を喫した翌日の同6日に登録を抹消されていた。
伊東監督は「(まだ)厳しいという報告はきている。ボールに強さがないということだが、1軍で投げると違うかもしれないし、期待はしている。いずれはローテーションに入って投げてもらわなければいけない投手。来年につながるきっかけをつかんでほしい」と話しており、来季を見据えた登板となる。
2軍落ちの直後に広背筋を痛めるなど故障もあり、調子があがってこなかったが「6、7月よりは変わってきていると思う」と下半身や肘の使い方を修正してきた。左打者の内角を狙った直球がシュート回転して甘く入る課題の克服が急務で「(登板の)日によって違うが、その辺の誤差を無くすれば」と佐々木。初勝利の相手だけに「また勝てればいい」と今季3勝目へ、自分自身に期待をこめた。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)