“胴上げ投手”サファテにリフレッシュ休暇、工藤監督「しばらく休ませます」
札幌遠征には同行せず、23日本拠地楽天戦から復帰予定
16日の西武戦(メットライフ)で2年ぶりの優勝を決めたソフトバンクの工藤公康監督が、守護神のデニス・サファテ投手に数日間の休養を与える方針を明らかにした。
リーグ制覇から一夜明け、17日もメットライフドームで西武とデーゲームを戦うソフトバンク。この日の試合前、選手が練習をおこなっているグラウンドへと姿を見せた指揮官は「ちょっと、サファテはしばらく休ませます。登録は抹消しないですけど、(札幌への)遠征には行かないでゆっくりさせて、(楽天戦が行われる23日の)ヤフオクDから、ですね」と語った。この日の試合ではベンチ入りもしなかった。
今季、シーズン最多セーブ記録を更新したサファテ。前人未到の51セーブをマークしており、優勝を決めた16日の試合では6点リードの9回に登板。2点を失ったものの、胴上げ投手となった。ここまで63試合に投げており、優勝を決めたことで、リフレッシュ休暇を与えることになった。また、工藤監督は、ここまで68試合に登板している岩嵜については「岩嵜くんはそのまま投げます」とした。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)